2023年05月27日
皆さんこんにちは‼️
京都市 中京区 四条大宮 藤枝整骨院 フジエダです。
今日はオスグッド病についてお話をしようと思います。
腰痛に関係する筋肉については過去のお話をご覧ください!
過去のお話はコチラ!
〜オスクッド・シュラッター病について〜
オスグッド病という名前を聞いたことがある方もいるとは思うのですが、主に10~15歳くらいの 成長期の子供に発症するのですが、 ボールを蹴ったり ジャンプを繰り返す等の動作(負荷がかかっている状態での膝関節の曲げ伸ばし)でのオーバーユーズでオスグッド病になると言われています。
※ちなみに内科的な病気ではありません
太ももの前面の筋肉 大腿四頭筋 (ダイタイシトウキン)の力が足のスネの骨、脛骨(ケイコツ)と呼ばれる部分に繰り返し加わる事で発症するのですが、太ももの筋肉が固いというお子様は気をつけましょう!
参考までに、太ももの筋肉(前面)の解剖図を載せておくのでご覧ください。
大腿四頭筋と脛骨結節
太ももの前面の筋肉(大腿四頭筋 )がついているのは膝の皿までだと思われている方が多いのですが、実は緑の丸印の部分、スネの骨、脛骨結節(ケイコツケッセツ)と呼ばれる部分まで繋がっているんです。
※脛骨結節は膝の皿のすぐ下にあるスネの骨のボコッと出ている部分です。
成長期の頃は この脛骨結節が成長軟骨の状態なので完全には骨化していない為、 蹴ったりジャンプしたりするような動作を繰り返す事で、成長軟骨の部分が大腿四頭筋によって引っ張られてしまい炎症を伴ってしまいます。
重度の場合は骨折線が現れることもあるので、疑わしい際は放置せずに医療機関へ行くようにしてくださいね。
基本的にはスポーツを控える事と、大腿四頭筋のストレッチや脛骨結節(痛みが出ている部分)のアイシングが有効的なので保護者の方も覚えておいて下さいね。
どうしても競技に復帰したいと焦るお子様も少なくないのですが、発症後に運動を繰り返すと症状がきつくなってしまいます!
症状が解消されるまではとにかく安静にして、確実な競技復帰を目標立ててあげて下さい。
藤枝整骨院では、患者様の症状に合わせて治療計画を立て、出来るだけ早期に症状の解決をさせていただいております!
ツライ症状でお悩みの方は一度、 京都市 中京区 四条大宮 藤枝整骨院へいらして下さい
2023年05月19日
皆さんこんにちは!
京都市 中京区 四条大宮 藤枝整骨院 藤枝です。
今日は、関節の可動域についてお話をしようと思います。
以前お話をさせていただいた、40肩 ( 50肩 )の様な症状は過去のお話をご覧ください。
肩関節周囲炎🔥についてはコチラ‼️
〜肩関節の可動域について〜
関節の可動域の事を ROM , ( Range of motion )と呼ぶのですが、肩関節の内転では0°、外転という動き( 腕を外側から上に挙げるような動き )では180° となっていて下の画像のような評価になっています。
( 体が傾かないように測定し、外転の際は90°以上になったら前腕を※回外させます。)
※外側に捻る動きの事です
肩関節の外転及び内転の角度
次に肩関節の内旋と外旋という動きがあるのですが、内旋では60°、外旋ではそれぞれ90°というような範囲になっていてこれをもとに人それぞれの関節の可動域の評価をする事ができます。
肩関節の内旋及び外旋については下の画像を参考になさってください。
肩関節の内旋及び外旋の動き
外旋の時の動きは なんでやねん! とツッコむような動きですね。
あくまでも基準なので、ROMの基準値よりも可動域が広い人もいれば、基準値よりも可動域が少ないという人もいるので、参考程度にご覧下さい。
可動域の維持、もしくは改善にはストレッチや運動が効果的なので、背中(※特に背骨と肩甲骨、を繋いでいる筋肉、脇(肋骨)と肩甲骨を繋いでいる筋肉、胸と腕を繋いでいる筋肉のストレッチを行なっておくと良いと思います。
ちなみにストレッチは心地良いと感じるくらいにして15〜30秒程度で始めるのが良いと思います。
( 目的によっては静的ストレッチと動的ストレッチに分かれるので、そこはご自身でご判断してくださいね。)
ストレッチをしようにも関節が動かないという方は、 超音波治療器を使って関節の可動域 にアプローチしてあげても良いかもしれませんので、当院へお問い合わせ下さいね。
藤枝整骨院 では患者様の症状に合わせた治療計画を立てて症状の出にくい体づくりを提案させていただいております。
ツライ症状でお悩みの方は一度、 京都市 中京区 四条大宮 藤枝整骨院 へいらして下さい。
2023年05月17日
皆さんこんにちは‼️
京都市 中京区 四条大宮 藤枝整骨院の藤枝です。
さて、よく肩の巻き込みでお悩みの方は方が来院されている当院ですが、その原因になる筋肉を紹介しようと思います。
猫背とも関係してくる、首の角度と肩こりの関係については過去のお話をご覧ください。
過去のお話はコチラ!
〜肩の巻き込みの原因になる筋肉〜
大胸筋
上の図の青い部分は胸の筋肉 で大胸筋(ダイキョウキン)と呼ばれる部分なのですが胸骨と鎖骨から始まり上腕骨についています。
大胸筋は上腕骨を内転させる作用があるため、大胸筋の緊張がしている状態は上腕骨を体の内側に向かって引くような力がかかるので肩が内側に巻き込みやすい状態となってしまいます。
この大胸筋の内側にも筋肉があるので下の図をご覧ください。
小胸筋
この図の青い部分は小胸筋 ( ショウキョウキン )と呼ばれる筋肉なのですが、 第3〜第5肋骨と肩甲骨の烏口突起と呼ばれる部分をつなぐ筋肉で、この筋肉が緊張すると肩甲骨が前方へ引っ張られるような力がかかり、肩が巻き込みやすい状態になってしまいます。
前鋸筋
上の画像の青い部分は前鋸筋(ゼンキョキン)と呼ばれる筋肉で第1〜第9肋骨と肩甲骨の内側をつないでいる筋肉で、この筋肉の緊張が強いとやはり肩甲骨を前方に引き出してしまう力がかかりやすくなってしまいます。
これらの筋肉の緊張が強いと肩が巻き込みやすくなってしまうのですが、これらの筋肉のストレッチや背中側の筋肉のトレーニングを行うことで肩の巻き込みを解消できる事もあります。
お仕事などで長時間デスクワークや重たい物を繰り返し持つ方は特に肩の巻き込みが出やすい状態になってしまう事があると思いますので、お仕事の合間をみて胸の筋肉のストレッチを行ってみたり、時間がある時は背中側の筋肉のトレーニングを行なっておくと良いのではないでしょうか。
藤枝整骨院 では患者様の症状に合わせた治療計画を立てて症状の出にくい体づくりを提案させていただいております。
ツライ症状でお悩みの方は一度、 京都市 中京区 四条大宮 藤枝整骨院 へいらして下さい。