腱鞘炎について
2023年03月31日
皆さんこんにちは!
京都市 中京区 四条大宮 藤枝整骨院 藤枝です。
さて、今日は 腱鞘炎 ( ケンショウエン )についてお話をしようと思います。
〜腱鞘炎について〜
皆さん一度は聞いた事がある 腱鞘炎ですが、なぜ痛くなってしまうのでしょうか?
腱鞘炎になってしまうと手首が痛くなり、仕事や日常生活に支障をきたしてしまうのですが、多くの方が手首の親指側の痛みを訴えられています。
原因としては 産後 や 更年期 の際のホルモンバランスの変化や手首の使い過ぎ があげられます。
上の図は 右手首を正面から見た図で、赤色の部分の組織は親指を 伸展 ( シンテン )させる筋肉です。
以前お話をした テニス肘と同じく、関節を伸展させる筋肉が原因なんですね。
さて、先ほどのの画像の緑色の○印⭕️にご注目ください。
この部分に 腱鞘(ケンショウ)と呼ばれる組織があるのですが、腱組織を鞘のように包んでいます。
関節運動が行われる際、筋肉の運動が必要なのはご存知だと思いますが、筋肉が骨に付く部分は腱組織になります。
親指を伸展させる筋肉でも骨に付く部分では 腱 になり、腱鞘 と呼ばれる組織に包まれているのですが、 腱鞘炎の際は 腱 と 腱鞘 の間で起こる摩擦がスムーズにいかないので痛みを伴います。
更年期や産後のホルモンバランスの変化で起こる 腱鞘炎の場合はホルモンの作用により腱鞘が硬くなってしまうので、腱の動きがスムーズではなくなり やはり摩擦による炎症が起きてしまいます。
何かとつらい腱鞘炎ですが、痛くて動かさなくなると筋肉が硬くなってしまい悪循環となってしまうので、使ってない時は軽めにストレッチや伸筋群のマッサージなどをしてをしてあげると良いでしょう。
逆に仕事や家事などで腕や指を使う事によって痛み が出てきた時はアイシングをして患部の熱をとってあげましょう。
腱鞘炎の際も超音波施術機が有効で 患部の炎症を抑えながら、 腱 や 腱鞘 の細胞を活性化して回復速度を早める事ができます。
当院でも超音波施術機を用意していますので、痛みなどのツライ症状でお悩みの方は一度、 京都市 中京区 四条大宮 藤枝整骨院へいらして下さい。