四十肩、五十肩について(凍結肩)
2020年09月17日
皆さんこんにちは‼️
京都市 中京区 四条大宮 藤枝整骨院 藤枝です!
携帯と家電が接続出来るのは以前から知っていましたが、全部繋がると便利な反面、携帯がダメになった時に昔のテレビデオの様な事態にならないか少し不安になります、、、
さて、今日は 肩関節の痛み 、その中のうちの一つである四十肩や五十肩とよばれる症状についてお話しをしようと思います💡
肩関節周囲炎って何⁉️
正式には、肩関節周囲炎 と呼ばれるのですが、読んで字のごとく肩周りの炎症を総じて表現される事もあります💡
痛みが出る場所や腕が上がらないといった症状によっては腱板筋損傷との鑑別が必要な時もあります💡
さて、この肩関節周囲炎は英語では フローズンショルダー ( 凍結肩 )とも呼ばれ、発症してから治るまでに4つのステージに別れます☝️
まず最初のステージは 急性期 と呼ばれます。
最初のステージの特徴として挙げられるのが、夜間痛(寝ている時も痛みます)、 安静時痛(患部を動かさなくても痛い)、そして 運動時痛(患部を動かした時に出る痛み)などです💡
肩は動かせるのですが、どの方向に動かしても痛みを感じてしまいます、、、
つまり最初のステージでは、肩関節の可動域の変化よりも 痛みが主な症状 になります☝️
痛さの感じ方も、ボンヤリとした痛みではなく局所的な ピンポイントでの痛み が特徴的です☝️
痛みを伴うのですが、この段階では肩関節周辺への血流は正常なので運動制限は著明ではないそうです。
『ココッ』と指をさせる様な痛みなので英語では one finger sign ( ワンフィンガーサイン)と呼ばれているそうです。
次のステージは移行期と呼ばれ、この時期になると夜間痛の減少が見られます。
このステージで特徴的になってくるのが、 肩関節の可動域の減少 です。
※赤い部分での運動は痛みが強く出てしまいます。
痛みの範囲がボヤけてきて、ピンポイントと言うよりは広い範囲での痛みに変わってくるのですが、痛みはやはり続き徐々に関節の可動域が狭くなってくるので、このステージになって初めて来院される方も少なくないそうです。
このステージでは運動制限による為か、血管による肩関節周囲への血液の供給ルートも変わってくるそうです。
次のステージは 凍結期 ❄️です⛄️
このステージに入ると痛みは減少するのですが、関節の可動域もさらに 減少 してきます、、、
肩関節周辺への血流の変化の為に可動域が減少するとされています💡
↑上の写真の青い部分のように肩関節への血流が減少してしまいます💦
肩関節の周囲の機能が損なわれてしまい、肩が凍りついた様な状態になることからこのステージは凍結期と呼ばれています☝️✨
肩関節の動作を三角筋や僧帽筋による補助を受けて行うので、腕を前方や後方に挙上することはできませんが、肩を引き上げることは可能です💡(シュラッグサインと言います)
解り難いかもしれませんが、上の図の様に肩をすくめるような動きをシュラッグサインと言います💡
※筋力トレーニングのシュラッグという種目から由来しているのかもしれません☝️
次のステージは 回復期 です。素敵な響きですね♬
回復期では文字通り徐々に肩関節の機能が改善されていくのですが、症例によっては元の状態に戻るまでに2年かかることもあるそうです💦
ただし、処置の仕方や人によって各ステージの期間は異なり、早期に適切な処置や機能回復トレーニングを行えば回復期間も早くなるそうなので、もし四十肩、五十肩が疑われる場合は出来るだけ早く専門医に診てもらいましょう☝️
藤枝整骨院 では患者様の症状に合わせた治療計画を立て施術させていただいております。
気になる症状でお悩みの方は、一度 京都市 中京区 四条大宮 藤枝整骨院 へいらして下さい。