足のムクミはどうやって起こるの❓
2020年10月14日
皆さんこんにちは‼️
京都市 中京区 四条大宮 藤枝整骨院 院長の藤枝です!
さて今日は 足のムクミ が起こる メカニズム についてお話をしようと思います☝️
男女で違う骨盤の形 については過去のお話をご覧ください!
長時間⏳の 立ち仕事 や デスクワーク をされている過去の方に多くみられる 足の浮腫み ( ムクミ ) なのですが 足が浮腫む 時、体の中では 一体何が起こっているんでしょうか❓
では、 浮腫み を知るために まずは 血管の構造 を見てみましょう✨
血管の構造について
上の図の右側の赤いのが 動脈 、左側の 青いのが 静脈 です。
緑色で囲っている部分は 動脈 と 静脈 が噛み合う部分です。
実は 血管 は大きく分けて三層に分けられます☝️
見づらいかもしれませんが、先ほどの図と比べて明るい青色の部分を 外膜 ( ガイマク ) と呼ばれ 大部分が コラーゲン繊維 からできています☝️
上の図の明るい青色の部分は外膜の一つ内側の層なのですが 中膜 ( チュウマク )と呼ばれ 平滑筋 ( ヘイカツキン )と呼ばれる種類の筋肉と 弾力性に富んだ繊維によって構成されています☝️
上の図の明るい青色の部分中膜の一つ内側の層では 内膜 ( ナイマク ) と呼ばれ内皮細胞 ( ナイヒサイボウ )と呼ばれる細胞が層になって構成されています☝️
一番外側はコラーゲン、中間層は筋肉と弾力性に富んだ繊維でできているのですが、この特徴が 浮腫み の影響を受けて 悪循環 を引き起こしてしまうことがあります。
血管 という組織は 筋繊維 やコラーゲン 、さらには弾力性のある繊維で構成されている為、血管はある程度 伸縮性 を持っている組織なんです。
では、その 『 ある程度 』 を超えるとどうなるのでしょう❓
足に浮腫み がある状態は上の図で表した様に 血液が上半身へきちんと帰っていない状態になっていることがほとんどです。
足に血流が溜まっていても心臓が動いている以上、血液はどんどん 静脈 へとやってきます。
血流はどんどん来るけれど、きちんと上半身へ流れていないので 静脈の血管内 で 血液の渋滞 が起こってしまい、 上の図のように血管の内側から外側へ圧力がかかってしまいます。
先程お話ししたように血管はある程度の伸縮性を持っているのですが、この状態が続くと 血管が拡張 されてしまい、さらに浮腫みやすい状態になってしまいます。
*ひどくなってくると 静脈瘤 ( ジョウミャクリュウ )と呼ばれる状態になってしまいます。
では足が浮腫みやすい方はどうすれば良いのでしょう❓
上の図のように 静脈 の周りは筋肉があるので、足の指先をグッパグッパしたりふくらはぎや太ももの筋トレをしてあげると筋肉の収縮により血管へと圧がかかるので血流の改善が見込めます💡
着圧ソックスも外側から圧をかける事により血流の改善が期待できるので運動ができないような環境で長時間お仕事をされているような方は試されてみても良いかもしれませんね☝️
日頃から 足が浮腫みやすい 方は足の筋肉の運動や着圧ソックスの着用などをされてみてはいかがでしょうか❓
藤枝整骨院 では、浮腫み の症状に強い治療器をご用意しております!
浮腫みで足がダルいという方はお気軽に当院へお問い合わせ下さい。
*予約優先性となっておりますので、ご来院いただく前にご予約をいただけますようよろしくお願いいたします